動画に見当たらないはずのデータがある場合、それは Veo Analytics が年々進化してきたためです。 動画を処理した時点でどのバージョンの Analytics が使われていたかによって、その動画に含まれる データが決まります。この記事では、動画がどのバージョンを使っているかを確認する方法と、 各バージョンの内容を紹介します。
- Veo Analytics はサッカーのみで利用できます。ご自身のスポーツで使える機能については、 以下をご覧ください: スポーツ別に見る Veo の機能:特徴と違いを解説
- Analytics はアドオンなので、ご利用のプランに含まれている必要があります
動画がどのバージョンの Analytics を使っているか確認する
- 動画が処理された日付を確認する
- その日付を 各バージョンがいつ使われていたか のタイムラインと照らし合わせる
- 気になるグループを 各バージョンに含まれる内容 で開く
Veo では、古いバージョンの Analytics を使っている動画にはその印を表示します。
一部の動画でデータが見当たらない理由
Analytics は動画を開いたときではなく、処理したときに適用されます。そのため、2022年に 処理された動画は、今見ても2022年当時のデータセットのままです。
Analytics のバージョンが上がるたびに、シュートやコーナーキック、ファウルといった AI が 検出する新しいイベントや、2D レーダーやショットマップのような新しい見せ方が追加されてきました。 古い動画には、こうした追加要素は後から反映されません。最大の変化は Analytics 2 で起きました。 それより前のバージョンはすべてチーム単位のデータでしたが、Analytics 2 では選手一人ひとりの データが加わりました。
注: Veo は古い動画を再処理して新しいバージョンの Analytics を追加することは ありません。
各バージョンがいつ使われていたか
Analytics 1 は5年間続き、その間ずっとデータが追加されてきました。どちらも Analytics 1 を 使っている2本の動画でも、内容が異なる場合があります。特定の動画に何が含まれているはずかを 知るには、このタイムラインを使ってください:
| 動画の処理日 | バージョン | この期間に追加されたもの |
|---|---|---|
| 2021年8月より前、または Analytics を含まないプラン | Analytics なし | ゴールとキックオフのみ |
| 2021年8月~2022年12月 | Analytics 1 | 試合イベント、スタッツテーブル、ヒートマップ、運動量グラフ、2D レーダー |
| 2023年1月~2025年10月 | Analytics 1 | ボール保持データ、パスデータ、ショットマップ、スコアボード、Analytics Studio |
| 2025年11月~2026年1月 | Analytics 1 | スローイン |
| 2026年2月~2026年7月 | Analytics 1 | ファウル |
| 2026年8月以降 | Analytics 2 | 選手ごとのデータ、フィジカルデータ、より詳細なパスと守備のデータ、Veo Vision、 Player Spotlight |
各バージョンに含まれる内容
気になるグループを開いてください。データが Analytics 1 の途中で追加された場合は、 そのセルに利用可能になった日付が表示されます。最後の列では、そのデータがチームだけでなく 選手ごとにも分かれているかどうかがわかります。
| データ | Analytics 2 | Analytics 1 | Analytics なし | 選手ごと |
|---|---|---|---|---|
| ゴール | ✔ | ✔ | ✔ | Analytics 2 |
| キックオフ | ✔ | ✔ | ✔ | Analytics 2 |
| ショット | ✔ | ✔ | — | Analytics 2 |
| ペナルティーキック | ✔ | ✔ | — | Analytics 2 |
| コーナー | ✔ | ✔ | — | Analytics 2 |
| ゴールキック | ✔ | ✔ | — | Analytics 2 |
| フリーキック | ✔ | ✔ | — | Analytics 2 |
| スローイン | ✔ | ✔ 2025年11月から | — | Analytics 2 |
| ファウル | ✔ | ✔ 2026年2月から | — | Analytics 2 |
| データ | Analytics 2 | Analytics 1 | Analytics なし | 選手ごと |
|---|---|---|---|---|
| アシスト | ✔ | ✔ 2023年1月から | — | Analytics 1 と 2 |
| 総シュート試行回数 | ✔ | ✔ 2023年1月から | — | Analytics 2 |
| シュート決定率 | ✔ | — | — | Analytics 2 のみ |
| 得点関与 | ✔ | — | — | Analytics 2 のみ |
| ドリブル | ✔ | — | — | Analytics 2 |
| データ | Analytics 2 | Analytics 1 | Analytics なし | 選手ごと |
|---|---|---|---|---|
| パス | ✔ | — | — | Analytics 2 のみ |
| 成功したパス | ✔ | — | — | Analytics 2 |
| 失敗したパス | ✔ | — | — | Analytics 2 のみ |
| パス成功率 | ✔ | — | — | Analytics 2 のみ |
| 完了したパス(位置) | ✔ | ✔ 2023年1月から | — | Analytics 2 |
| 連携パス | ✔ | ✔ 2023年1月から | — | — |
| ボール保持率 | ✔ | ✔ 2023年1月から | — | — |
| ボール保持時間 | ✔ | ✔ 2023年1月から | — | — |
| ボール保持獲得 | ✔ | ✔ 2023年1月から | — | — |
| ボール保持の位置 | ✔ | ✔ 2023年1月から | — | Analytics 2 |
| データ | Analytics 2 | Analytics 1 | Analytics なし | 選手ごと |
|---|---|---|---|---|
| デュエル | ✔ | — | — | Analytics 2 |
| タックル | ✔ | — | — | Analytics 2 |
| インターセプト | ✔ | — | — | Analytics 2 |
| ボールリカバリー | ✔ | — | — | Analytics 2 |
| セーブ | ✔ | — | — | Analytics 2 |
| データ | Analytics 2 | Analytics 1 | Analytics なし | 選手ごと |
|---|---|---|---|---|
| 最高速度 | ✔ | — | — | Analytics 2 のみ |
| 平均速度 | ✔ | — | — | Analytics 2 のみ |
| 走行距離 | ✔ | — | — | Analytics 2 のみ |
| 計測時間 | ✔ | — | — | Analytics 2 のみ |
| 高強度ランニング | ✔ | — | — | Analytics 2 のみ |
| スプリント | ✔ | — | — | Analytics 2 のみ |
| 平均ポジション | ✔ | — | — | Analytics 2 のみ |
| データ | Analytics 2 | Analytics 1 | Analytics なし | 選手ごと |
|---|---|---|---|---|
| スタッツテーブル | ✔ | ✔ | — | Analytics 2 |
| ヒートマップ | ✔ | ✔ | — | Analytics 2 |
| 運動量グラフ | ✔ | ✔ | — | — |
| 2D レーダー | ✔ | ✔ | — | — |
| ショットマップ | ✔ | ✔ 2023年1月から | — | Analytics 2 |
| スコアボード | ✔ | ✔ 2023年1月から | — | — |
| Analytics Studio | ✔ | ✔ 2023年1月から | — | — |
| Veo Vision | ✔ | — | — | — |
| Player Spotlight | ✔ | — | — | — |
注: 最後の列の「Analytics 2」は、そのデータが選手ごととチーム全体の両方で 分かれていることを意味します。「Analytics 2 のみ」は、そのデータが選手ごとには存在するものの、 チームの合計値がないことを意味します。この列にダッシュ(—)がある場合は、そのデータがチーム 単位でしか利用できず、特定の選手には割り当てられないことを意味します。アシストは AI による 検出ではなく、手動で追加されます。
各スタッツの意味
スタッツの一覧、アプリ内での表示名、それぞれが何をカウントしているかについては、 Veo Analytics スタッツ用語集:各スタッツの意味 をご覧ください。
動画を比較するときに気をつけること
異なるバージョンの Analytics を使う動画を混在させると、データセットが不完全になります。 個々の動画の数値自体は正しいものの、シーズン全体としては完全な形にはなりません。
フィルターで複数バージョンの Analytics の動画が表示される場合、古いバージョンに 存在しなかったデータはそれらの動画に反映されません。例えば、過去4シーズンのボール保持を 比較すると、2023年1月より前に処理された動画はすべて対象外になります。
ヒント: 選択した動画すべてが同じバージョンの Analytics になるよう、 日付の範囲を絞り込んでください。
Coach Assist は、それぞれの動画で利用できるデータを使って動作します。異なるバージョンの 動画をまとめて分析するよう頼むと、回答は一貫性のないデータセットに基づくことになります。 Coach Assist には対象の期間を伝えるか、一度に1本の動画について質問してください。
よくある質問
ボール保持データは2023年1月に追加されました。それより前に処理された動画にはこのデータが なく、後から追加することもできません。
選手ごとのデータは、2026年8月の Analytics 2 で追加されました。それより前のバージョンは すべてチーム単位でイベントを記録していたため、個々の選手に割り当てる方法がありません。
できません。バージョンは動画が処理された時点で決まり、Veo は古い動画を再処理して 新しいバージョンを追加することはありません。Analytics 2 は2026年8月以降に処理された 動画に適用されます。
その動画は2021年8月より前に処理されたか、Analytics を含まないプランで処理されています。 それでもゴールとキックオフは表示されます。
Analytics 1 は2021年8月から2026年7月まで続き、その間ずっとデータが追加されてきました。 スローインは2025年11月に、ファウルは2026年2月に追加されたため、2022年の動画は2026年の 動画より少ないデータしか持っていません。この記事のタイムラインで両方の処理日を 確認してください。
ショットは、ゴールに入らなかったシュートの試みです。総シュート試行回数は、ゴールに 入ったかどうかにかかわらず、すべてのシュートの試みをカウントします。つまり、 総シュート試行回数はショットとゴールを合わせたものです。
以前はそうでした。現在は Player Spotlight は Analytics 2 の一部になっているため、 選手のハイライトとスタッツが同じ場所にあります。
できません。Analytics と Player Spotlight はサッカー専用です。ラグビーとラクロスも AI によるイベント検出には対応していますが、Analytics のアドオンには対応していません。 詳細については、 スポーツ別に見る Veo の機能:特徴と違いを解説 をご覧ください。